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 私と福祉活動

 障害者や高齢者などの、社会弱者の生活と健康を中心に考えなければいけないと、思っています。

 まずは、生活保護について生活保護というのは、生活扶助、教育扶助、住宅扶助、医療扶助、介護 扶助、出産扶助、生業扶助、葬祭扶助の8本柱から成り立っていて、全ての国民に最低限度の生活を 保障し、その自立を助長する。と日本国憲法第25条に定められていますが、現在の行政福祉課の大 半は財政赤字で、多くの都道府県は困っていて生活保護は受け付けませんとは、言えませんので 其の分、面接や申し込みの時点で厳しくしています。行政の福祉係としても不本意な事だと思って いると行政幹部職員OBも話してくれました。が其のとき不正受給の多い事もききました。
本当に生活保護が必要なのか、何か足りない分だけ扶助すればやって行けるのではないのか。 審査が、厳しく成るのもわかるような気もします。とは言うものの本当に食事もできず、病気なのに 病院にも行かず、我慢している人も沢山お会いしていますし、ご相談も受けています。

 相談者のなかには、50歳を過ぎていきなりリストラされた人、法外な金利で幾ら返済しても増えて 行く借金の人、何がしたいのか判らない障害者、只話しを聞いて欲しい人、ボランティアをしたい人 NPO法人を立ち上げたい人、障害や福祉の啓発活動、車椅子など介護用品や住宅改造、ちょとした事 から大工事、パソコンの修理や電話工事、本当にいろんな相談が、持ち込まれますものです。


全てが直ぐに答えが、出せるものばかりではありませんが、各その道のエキスパートの方々と相談して 一番良いと思われる方法を一緒に考えて行く様にしています。何やら最近では何でも、お金の掛かる、福祉団体や、NPO法人、も良くある様に耳にします。 確かに、何でも無料と言う理由にも行かないのも事実なのですが、私達ノーマライゼーションでは 極力費用の心配をしなくても良い形を目指しています。
お金の余裕が有り、お知り合いに弁護士の先生がいらっしゃるのなら、其の先生にお願いするのが 一番良い事で有るのは間違いないと思います。
しかし、そんな恵まれた環境の方が、圧倒的に少ないのが現状ではないでしょうか。 一人で悩んでいても、苦しんでいても、何時までも辛いのは自分自身誰も判ってくれないと捨て ばちになったり、世の中を恨んでみても何も変わらないどころか、自分の傷を広げるだけでしょう。 勇気を出して最初の一歩を踏み出して下さい。きっと何かが変わると信じて先ずは、貴方からの連絡 が全てです。貴方の秘密は、絶対に守られます。

 2004年の活動は、12月21日知り合いの病院に車椅子の贈呈イベントと大晦日に限定地区の障害者 高齢者対象で赤飯配り、「来年も元気にがんばろう」で終わりますが、2005年3月末までに大阪市立 大学病院で、障害者関係のセミナーが3回今年同様に決定しています。その他にも、大小イベントが 予定されています。障害者の私ですが、2005年もきっと多くの新しい仲間や支援者と巡り合い語り合う 事が出来、障害者の精神的自立がその様な社会との関わりの中から生まれて来る と考えて「私も、まだまだ必要とされているんだ」と実感しています。
少し話しがズレましたが、何かに困っているだけではなく、きっと貴方の持っている特技や能力、 知人関係、人脈、etc・・・自分には何でもない事が人によってはとても役立つ事だって有るかも 知れません。


人と人が、助け、助けられ共に生きるノーマライゼーションそれが私達の目指す処です。

 生活保護以外にも、条件さへ合えば貴方にとって何か今より少しでも、救いに成る事が有るかもしれません。 私も以前は、役所等に不親切で思いやりが無いと不服ばかり思って来たのですが、よく考えてみると 不親切と言うよりも、相談者一人一人に違う対応をする事自体が、出来なくて誰にでも公平にと、言う 建前や理屈が優先するのが役所で有ると理解すれば、それはそれで役所の対応も間違ってはいない様に 思う処も有ったりもするのですが・・・・やはり不平不満は、良く聞きます、その様な問題に私達は 一つ一つ取り組んで行こうと思っています。

長い間、福祉活動を続けてきたりしていたのですが、今回大きく私の後を継いでくれる人達が出来たのでその人達に安心して任せる事ができる事業の1つとして、小さなコミュニケーションセンターを開く事が確定いたしました。

今迄の無報酬制の方向から報酬制の方向に変えて厚生労働省の今の現状の集まりを自分も後期高齢者になった事で良く分かる様になってまいりました。例えば「電気の球が切れて」も「クーラーのフィルターを掃除してあげる」だけにしても「窓ふきをしてはいけない」等の点について、大きな疑問を持ったのです。

まず、私共の小さな法人では、最初の間に2・3時間の話し合いをさせて頂き、法律に触れない様にそれは仕事というよりも、ボランティア活動の一環として活動して貰う事にしています。

例えば、30分間であっても自分の年老いた力では出来ない事も沢山あるだろうし、厚生労働省が「するな」と言っている事でもボランティア活動でやるのならば利用者とヘルパーとの間の約束でそれは仕事でも何でも無くやっていう事だと思うのです。

現在、多くの資本家が福祉事業に参入をしてきて10円20円の取り合いを厚生労働省としている様に我々には感じています。

我々はオーナーがこの小さなリクリエーションセンターにお願いをしてあるのです。それは、最初のうちに困り事を聞き取りをしボランティアを時間にして使えば良いのではないだろうか。

例えば、ここ4・5年前に買って取り付けたようなクーラーや暖房に使えるような器具ならば真っ黒けになっている事でしょう。それならば、最初の1時間でクーラーのどこを洗えばいいのかというような事を綿密に話し合い、ヘルパーさんにはボランティアでやっていただいたりしますが、タダでやるのではなく、通常のボランティア基金からも引くのではなく、この小さなヘルパーステーション会社の代表の利益からそれを捻出してもらうという約束が出来たからです。故に、ボランティアさんがクーラーの手入れをせずにあまり効きの良い状態で使っているよりも電気屋さんに聞けばそれをするだけでクーラーの使用できる期間が2年も3年も長く使えて性能も良いという事です。

最近では私も年を取り、自分で電気の球の付け替え等をしているのを見られた時には若い人達に「理事長、年寄りの冷や水はやめてください」と言って私も止められる側になってしまいました。

このような若い人との良い関係を続ける為には3時間や4時間の少ない時間であっても厚生労働が禁止をしている「一緒にお茶を飲んではいけない」だとか気さくに話し合う事が重要だと考えております。

その為に最低賃金1000円ほどの労働賃金を私は会社が見るものだと思っているのでヘルパーに出来ない事は無いだろう。だから「あるある介護隊」という名前にしているのです。

​ ◎理事長の挨拶

​理事長 原田 忠
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